【3日目】
ヤバパイポイントへ朝日を見に行きました。
日の出が6:00頃だったので、5:30前にはロッジを出発。
今回は歩きではなく車で・・・
駐車場が埋まっちゃうといけないと思い急いで出ましたが、思いの外ガラガラでした😅
早起きする人は少ないのかな?
良いポジションを見つけて朝日を待ちました。
寒さ対策に、カイロと水筒に入れた温かいほうじ茶を持参。
岩の上にお尻をついて座ると冷えるので、キャンプチェアや敷くもの、膝掛けなどがあると良いと思います。
そして、朝日が昇ってきました。
綺麗✨
だけど、朝日が岩肌を照らして赤くなるのを想像していたから、思っていたのと違うなぁと思いました。
しかし、日の出から15分くらいしてから少し場所を移動したところ、求めていた景色が・・・!!
赤く染められた岩と影のコントラストがとても美しく、いつまでも眺めていられる景色でした✨
癒された・・・
個人的には、グランドキャニオンで見た中で一番好きな景色でした。
朝日が少し昇ってきたタイミングと場所によって、このような綺麗な景色を見れることがわかりました。
景色に満足したら、ロッジに戻りました。
持ってきていたどら焼きで簡単に朝食を済ませつつ、荷造り。
チェックアウトをして、最後にデザートビューポイントへ。
途中で大きい鹿に遭遇。
あとで調べてみたところ、ワピチという鹿に近いかなと思ったけど、実際はなんの鹿だったんだろう?
デザートビューは、マーサーやヤバパイとはまた違った景色で面白かったです!
他のビューよりも川がしっかりと見えていて、夫は一番気に入ってました。
この後は、次の目的地ホースシューベンドへ向かう予定だったのですが、良い景色を見てテンション上がった夫が「通り道にこんなところがあるよ!」と見つけた、リトルコロラド川渓谷展望台に寄りました。
ここが意外と良くて、川が近くゴゥーっという濁流の音がよく聞こえました。
これまでは高いところから全体を見下ろし吸い込まれるような景色で、どちらかというと絵画を見ているような感覚でしたが、ここは自然を身近に感じられてリアリティがありました。
崖の先端まで行くことができ、夫曰くここが一番タマヒュンしたそうです笑
また、ナバホ族の方が出店を出していて、宝石などを売っていました。
軽く見ようとすると結構グイグイ営業してきて、逆にささっと通り過ぎようとすると露骨に冷たい態度だった気がした・・・(※個人の感想です)
商売なのはわかるけど、なんかもっと上手なやり方がある気がするんだけどな〜。
入場料が一人8ドルとなかなか高かったですが、良い景色を見れるのとナバホ族への寄付と思えば、まあ妥当・・・かな?!
そして、ホースシューベンドへ。
途中、こちらのスーパーマーケットでトイレ休憩。綺麗でした◎
その後、ページで給油をしました。
ホースシューベンドは、駐車場から通常15〜20分ほど歩きますが、めちゃくちゃ早歩きして、10分くらいで着きました。
というのも、この後アンテロープキャニオンのツアーを予約していたのですが、予定外の寄り道をしたので、思いの外時間に余裕がなくなってしまい焦っていたからです💦
そして、景色がこちら!
本当に馬蹄の形だ〜✨
赤土とエメラルドグリーンの川のコントラストがとても綺麗でした。
よく見ると、カヤックを漕いでいる人たちが。
この川でカヤックに乗れるの知らなくて、最初見た時は「なんかゴミが落ちてる」と思ってしまいました😅
でも、そう見えたということは、思っている以上に大きいんだろうな。
綺麗だったけど、個人的にはセドナやグランドキャニオンほどの感動はありませんでした。
というのも、写真で見た景色そのものすぎてあまり新鮮みがなかったのと、人が多すぎて混雑しており、みんな映え写真を撮っていて風情を感じられなかったからです。
あと、滞在時間が短かったので、景色をしみじみと眺める余裕がなかったのもあるかなと思います。
それにしても、本当に柵が少ないのでいつ足を滑らせて落ちてしまっても不思議ではない場所。
ギリギリまで行って写真を撮っている人も多かったですが、本当に気をつけた方が良いと思います!
私は怖くてこれくらいが精一杯でした😅
続いてロウワーアンテロープキャニオンへ。
アッパーよりも光が入りやすいらしく、より綺麗な景色を見れる確率が高いかなと思ったのと、階段を降りていくちょっとしたアドベンチャースタイルが楽しそうだなと思ったので、ロウワーを選びました。
14:15からのツアーを予約しており、45分前の13:30にはチェックインする必要がありました。
事前に調べたら、アリゾナ州はサマータイムを導入していませんが、ナバホ族はサマータイムを導入しているとのことだったので、このツアーもサマータイムだと思い、グランドキャニオンから移動する中で、時差を考慮して1時間はやく行動しました。
しかし、実際に行ってみると、このツアーはサマータイムではなく、アリゾナ州の標準時間に合わせていたようで、結局実際に着いた時間は12:30頃。めちゃくちゃ早く着いてしまいました💦
しかし、受付の人が「12:45からのツアーに空きがあるから変更する?」と聞いてくれたので変更させてもらって、すぐにツアーに参加することができました。ラッキー!
ちなみに、あとで調べたところ、公式HPにちゃんと時間のことが書いてありました。事前調査ミス。
ホースシューベンドでもうちょっとゆっくりできたね・・・😂
ツアーに持参して良い荷物は水と携帯くらいで、カバンやポーチなどは持っていけないので注意です。(透明のものならOK)
ツアーはスージーさんの一族が経営しているそうです。
ツアーが始まるまで、広場でナバホ族の踊りを披露していました。
ツアーは10人くらいのグループで実施されます。
私たちのグループは、アメリカ人、イギリス人、ドイツ人、そして私たち日本人の参加者が集まりました。
アメリカは普通にいろんな国籍の人が集まるからすごいですね。
ガイドさんの指示に従いながら、階段を降っていきます。
※階段を降りている最中の写真撮影は禁止です。
降りたらもうそこは異世界!
天気がよかったのでいい感じに光が入っていてとても綺麗でした。
自然が創り上げた地層のうねりに魅了されました。
また、ロウワーは地面の下にあるので、冷房が効いているように涼しかったです。
暑いの苦手な人はアッパーより良いかも💡
ガイドさんは色々英語で説明してくれたけど、2割くらいしか聞き取れなかったので、とにかくたくさん写真を撮っていました😅
時々、「アタマチュウイ」「イチ、ニ、サン」などの日本語を使ってくれました。
他のツアー参加者の方が「何カ国語使ってるの?」と質問しており、7カ国語ほどの簡単な言い回しを覚えているそうです。すごい。
そして、要所要所でガイドさんがiPhoneのいろんな機能を駆使しながら、写真を撮ってくれました。
事前に調べて知ってはいましたが、思ってた以上にたくさん撮ってくれてびっくり。
最後の出口はこんな感じ😳
出たところでは、恐竜の足跡があることを教えてもらいました。
これでツアー終了。
ペースはゆっくりだけど1時間程度歩いたのと、写真撮ったり忙しなかったので、少し疲れました。
売店でアイスを買って休憩✨
来る前は、本当に写真やテレビで見るような景色が見えるのか半信半疑でしたが、実際に来て綺麗な景色を見れたので、すごいなぁと思いました。
この後はページで給油してから、最終目的地モニュメントバレーへ。
モニュメントバレーに近づくと、ビュート(岩山)が見えてきました。
それまでも赤土のアリゾナらしい景色でしたが、モニュメントバレーはさらに異世界のような雰囲気でした。
ぽつぽつとアート作品のように出現するビュートやメサ(テーブル形の台地)を見ながら、まさにモニュメントのバレーだなと実感。
そして17:30頃、この日の宿 ザ・ビューホテルに着きました!
ここが一番楽しみだったホテル。
私たちは2階の部屋(Premium View)を予約していました。
部屋は綺麗だったし、シャワーもちゃんと熱いお湯が出て湯船にも浸れました。
部屋から見えるビューがまた素晴らしい!!
ゆっくりしたいところでしたが、日没まで時間があったので、周辺を散策しに出かけました。
フォレストガンプポイントも。
もっと人がたくさんいるかと思っていましたが、日曜の夕方だったからか、1〜2組くらいしかいませんでした💡
ホテルのギフトショップ側の駐車場に車を停め、そこのビューポイントからも景色を眺めました。
日没が近づくとさらに美しい。
ギフトショップに入ると、中の3つの窓それぞれからモニュメントが見えて素敵でした。
20:00頃に宿に戻り、レストランで夕食をとりました。
このレストランからも景色は見えますが、日没後はすぐに暗くなったので、結局あまり見れませんでした。
注文したのは、Arizona Fried ChickenとMonument Valley Navajo Taco。
ナバホ族はお酒禁止ですが、ノンアルコールビールは売ってたので飲んじゃいました♪
Google評価が低かったから期待していなかったけど、美味しかった!
特にTacoの方はクセのない美味しい味で、野菜がたくさん入っているし、いろんな味のソースもついていて、モリモリ食べられました!
Google評価が低いのは、値段が少し高いからだと思います😅
メニュー
部屋に戻りお風呂に入った後は、バルコニーで星空を眺めました。
この日の空は少し靄がかかっていましたが、たくさんの星を見れました。
暗闇に慣れるとビュートの影がうっすらと見えて、はっきりとは見えないけれど存在感をひしひしと感じ、不思議な気持ちになりました。
この辺りは他に建物がないのと、このホテルが横に長いので他の宿泊客の気配を感じず、まるで私たちだけがこの地にいるような気分でした。
夫に「少しだけ、私たちがこの場所を発見した気分だね」と話したのを覚えています。
アンテロープキャニオンツアーの時間を間違えたおかげで、モニュメントバレーでの時間が増えてよかったです笑
この日はいろんな場所の素晴らしい景色を見れて眼福でした。