グランドサークル旅行③ 〜3日目〜

【3日目】

ヤバパイポイントへ朝日を見に行きました。

日の出が6:00頃だったので、5:30前にはロッジを出発。

今回は歩きではなく車で・・・

駐車場が埋まっちゃうといけないと思い急いで出ましたが、思いの外ガラガラでした😅

早起きする人は少ないのかな?

 

良いポジションを見つけて朝日を待ちました。

寒さ対策に、カイロと水筒に入れた温かいほうじ茶を持参。

岩の上にお尻をついて座ると冷えるので、キャンプチェアや敷くもの、膝掛けなどがあると良いと思います。

 

そして、朝日が昇ってきました。

綺麗✨

だけど、朝日が岩肌を照らして赤くなるのを想像していたから、思っていたのと違うなぁと思いました。

 

しかし、日の出から15分くらいしてから少し場所を移動したところ、求めていた景色が・・・!!


赤く染められた岩と影のコントラストがとても美しく、いつまでも眺めていられる景色でした✨

癒された・・・

個人的には、グランドキャニオンで見た中で一番好きな景色でした。

 

朝日が少し昇ってきたタイミングと場所によって、このような綺麗な景色を見れることがわかりました。

 

景色に満足したら、ロッジに戻りました。

持ってきていたどら焼きで簡単に朝食を済ませつつ、荷造り。

 

チェックアウトをして、最後にデザートビューポイントへ。

途中で大きい鹿に遭遇。

あとで調べてみたところ、ワピチという鹿に近いかなと思ったけど、実際はなんの鹿だったんだろう?

 

デザートビューは、マーサーやヤバパイとはまた違った景色で面白かったです!

他のビューよりも川がしっかりと見えていて、夫は一番気に入ってました。

 

この後は、次の目的地ホースシューベンドへ向かう予定だったのですが、良い景色を見てテンション上がった夫が「通り道にこんなところがあるよ!」と見つけた、リトルコロラド川渓谷展望台に寄りました。

ここが意外と良くて、川が近くゴゥーっという濁流の音がよく聞こえました。

これまでは高いところから全体を見下ろし吸い込まれるような景色で、どちらかというと絵画を見ているような感覚でしたが、ここは自然を身近に感じられてリアリティがありました。

崖の先端まで行くことができ、夫曰くここが一番タマヒュンしたそうです笑

また、ナバホ族の方が出店を出していて、宝石などを売っていました。

軽く見ようとすると結構グイグイ営業してきて、逆にささっと通り過ぎようとすると露骨に冷たい態度だった気がした・・・(※個人の感想です)

商売なのはわかるけど、なんかもっと上手なやり方がある気がするんだけどな〜。

 

入場料が一人8ドルとなかなか高かったですが、良い景色を見れるのとナバホ族への寄付と思えば、まあ妥当・・・かな?!

 

そして、ホースシューベンドへ。

途中、こちらのスーパーマーケットでトイレ休憩。綺麗でした◎

その後、ページで給油をしました。

 

ホースシューベンドは、駐車場から通常15〜20分ほど歩きますが、めちゃくちゃ早歩きして、10分くらいで着きました。

というのも、この後アンテロープキャニオンのツアーを予約していたのですが、予定外の寄り道をしたので、思いの外時間に余裕がなくなってしまい焦っていたからです💦

 

そして、景色がこちら!

本当に馬蹄の形だ〜✨

赤土とエメラルドグリーンの川のコントラストがとても綺麗でした。

よく見ると、カヤックを漕いでいる人たちが。

この川でカヤックに乗れるの知らなくて、最初見た時は「なんかゴミが落ちてる」と思ってしまいました😅

でも、そう見えたということは、思っている以上に大きいんだろうな。

 

綺麗だったけど、個人的にはセドナやグランドキャニオンほどの感動はありませんでした。

というのも、写真で見た景色そのものすぎてあまり新鮮みがなかったのと、人が多すぎて混雑しており、みんな映え写真を撮っていて風情を感じられなかったからです。

あと、滞在時間が短かったので、景色をしみじみと眺める余裕がなかったのもあるかなと思います。

 

それにしても、本当に柵が少ないのでいつ足を滑らせて落ちてしまっても不思議ではない場所。

ギリギリまで行って写真を撮っている人も多かったですが、本当に気をつけた方が良いと思います!

私は怖くてこれくらいが精一杯でした😅

 

続いてロウワーアンテロープキャニオンへ。

アッパーよりも光が入りやすいらしく、より綺麗な景色を見れる確率が高いかなと思ったのと、階段を降りていくちょっとしたアドベンチャースタイルが楽しそうだなと思ったので、ロウワーを選びました。

14:15からのツアーを予約しており、45分前の13:30にはチェックインする必要がありました。

事前に調べたら、アリゾナ州サマータイムを導入していませんが、ナバホ族サマータイムを導入しているとのことだったので、このツアーもサマータイムだと思い、グランドキャニオンから移動する中で、時差を考慮して1時間はやく行動しました。

しかし、実際に行ってみると、このツアーはサマータイムではなく、アリゾナ州の標準時間に合わせていたようで、結局実際に着いた時間は12:30頃。めちゃくちゃ早く着いてしまいました💦

しかし、受付の人が「12:45からのツアーに空きがあるから変更する?」と聞いてくれたので変更させてもらって、すぐにツアーに参加することができました。ラッキー!

ちなみに、あとで調べたところ、公式HPにちゃんと時間のことが書いてありました。事前調査ミス。

ホースシューベンドでもうちょっとゆっくりできたね・・・😂

 

ツアーに持参して良い荷物は水と携帯くらいで、カバンやポーチなどは持っていけないので注意です。(透明のものならOK)

 

こちらはアンテロープキャニオンを見つけたスージーさんの絵。

ツアーはスージーさんの一族が経営しているそうです。

ツアーが始まるまで、広場でナバホ族の踊りを披露していました。

ツアーは10人くらいのグループで実施されます。

私たちのグループは、アメリカ人、イギリス人、ドイツ人、そして私たち日本人の参加者が集まりました。

アメリカは普通にいろんな国籍の人が集まるからすごいですね。

 

ガイドさんの指示に従いながら、階段を降っていきます。

※階段を降りている最中の写真撮影は禁止です。

降りたらもうそこは異世界

天気がよかったのでいい感じに光が入っていてとても綺麗でした。

自然が創り上げた地層のうねりに魅了されました。

 

また、ロウワーは地面の下にあるので、冷房が効いているように涼しかったです。

暑いの苦手な人はアッパーより良いかも💡

 

ガイドさんは色々英語で説明してくれたけど、2割くらいしか聞き取れなかったので、とにかくたくさん写真を撮っていました😅

時々、「アタマチュウイ」「イチ、ニ、サン」などの日本語を使ってくれました。

他のツアー参加者の方が「何カ国語使ってるの?」と質問しており、7カ国語ほどの簡単な言い回しを覚えているそうです。すごい。

 

そして、要所要所でガイドさんがiPhoneのいろんな機能を駆使しながら、写真を撮ってくれました。

事前に調べて知ってはいましたが、思ってた以上にたくさん撮ってくれてびっくり。

最後の出口はこんな感じ😳

出たところでは、恐竜の足跡があることを教えてもらいました。

これでツアー終了。

ペースはゆっくりだけど1時間程度歩いたのと、写真撮ったり忙しなかったので、少し疲れました。

売店でアイスを買って休憩✨

 

来る前は、本当に写真やテレビで見るような景色が見えるのか半信半疑でしたが、実際に来て綺麗な景色を見れたので、すごいなぁと思いました。

 

この後はページで給油してから、最終目的地モニュメントバレーへ。

 

モニュメントバレーに近づくと、ビュート(岩山)が見えてきました。

それまでも赤土のアリゾナらしい景色でしたが、モニュメントバレーはさらに異世界のような雰囲気でした。

ぽつぽつとアート作品のように出現するビュートやメサ(テーブル形の台地)を見ながら、まさにモニュメントのバレーだなと実感。

そして17:30頃、この日の宿 ザ・ビューホテルに着きました!

ここが一番楽しみだったホテル。

私たちは2階の部屋(Premium View)を予約していました。

部屋は綺麗だったし、シャワーもちゃんと熱いお湯が出て湯船にも浸れました。

部屋から見えるビューがまた素晴らしい!!

ゆっくりしたいところでしたが、日没まで時間があったので、周辺を散策しに出かけました。

フォレストガンプポイントも。

もっと人がたくさんいるかと思っていましたが、日曜の夕方だったからか、1〜2組くらいしかいませんでした💡

 

ホテルのギフトショップ側の駐車場に車を停め、そこのビューポイントからも景色を眺めました。

日没が近づくとさらに美しい。

ギフトショップに入ると、中の3つの窓それぞれからモニュメントが見えて素敵でした。

 

20:00頃に宿に戻り、レストランで夕食をとりました。

このレストランからも景色は見えますが、日没後はすぐに暗くなったので、結局あまり見れませんでした。

注文したのは、Arizona Fried ChickenとMonument Valley Navajo Taco。

ナバホ族はお酒禁止ですが、ノンアルコールビールは売ってたので飲んじゃいました♪

Google評価が低かったから期待していなかったけど、美味しかった!

特にTacoの方はクセのない美味しい味で、野菜がたくさん入っているし、いろんな味のソースもついていて、モリモリ食べられました!

Google評価が低いのは、値段が少し高いからだと思います😅

 

メニュー

 

部屋に戻りお風呂に入った後は、バルコニーで星空を眺めました。

この日の空は少し靄がかかっていましたが、たくさんの星を見れました。

暗闇に慣れるとビュートの影がうっすらと見えて、はっきりとは見えないけれど存在感をひしひしと感じ、不思議な気持ちになりました。

この辺りは他に建物がないのと、このホテルが横に長いので他の宿泊客の気配を感じず、まるで私たちだけがこの地にいるような気分でした。

夫に「少しだけ、私たちがこの場所を発見した気分だね」と話したのを覚えています。

 

アンテロープキャニオンツアーの時間を間違えたおかげで、モニュメントバレーでの時間が増えてよかったです笑

この日はいろんな場所の素晴らしい景色を見れて眼福でした。

 

 

グランドサークル旅行② 〜2日目〜

【2日目】

朝ごはんは、前日にテイクアウトしたテキサスロードハウスのパンで簡単に済ませました。

9:00前には外に出て、セリグマンを散策♪

 

セリグマンは、ルート66(旧国道)の復興の街で、ディズニー映画カーズのモデルとなったことでも有名です。

私もカーズを観てこのセリグマンに興味を持ちました。(カーズは大人が見てもとても面白いのでおすすめ!)

ルート66は高速道路ができて廃線となり、一旦は地図上からもその名を消してしまいましたが、アメリカの古き良き時代の象徴でもあるので、セリグマンのエンジェルさんという方とその友人達が保存と発展のために働きかけたことで、再び地図上に名前が刻まれるようになったそうです。

街全体は小さく、歩いて散策できます。

アメリカのノスタルジックな雰囲気を味わうことができ、レトロな風景がとても可愛くて、写真映えもしました✨

朝は観光客がほとんどいなくてとても快適でした。

途中、ギフトショップに入ってお土産を購入。

実際にルート66に来ると、ルート66グッズが欲しくなっちゃいますね!

 

人懐こい猫ちゃんもいた・・・♡

このように楽しく観光しており、ルート66復興の立役者エンジェルさんのギフトショップ前で写真を撮っていたところ、杖をつきながら歩いてきたおじいさんが「Good morning!」と挨拶してくれました。

すかさず私たちも挨拶し返したのですが・・・・

 

あれ、なんかエンジェルさんに似てね?

 

夫と目を合わせました。

すると、おじいさんはそのギフトショップの中に入っていったのです・・・!!

 

「本物のエンジェルさんだ!!」

 

そして、急いで後を追いお店の中に入ると、エンジェルさんが両手を広げて「Welcome!」と歓迎してくれるではないですか!

一応ご本人に「エンジェルさんですか?」と確認したところ、「そうだよ!」と答えながら、かつて理容室だった部屋に案内してくれました。

ここで一緒に記念撮影!

私たちは拙い英語で、会えて嬉しいということを伝えました。

エンジェルさんは自分のパネルを指差して「僕の兄弟だよ!」とジョークを飛ばしたり、(失礼かなと思いつつも何かお話したくて・・・)おいくつですか?と聞いたところ、「36歳だよ!」(本当は95歳😳笑)と言いながら軽くシャドーボクシングをする仕草をして元気アピールをしたりと、とても気さくな方でした✨

ちなみに、夫が36歳だったので「同い年!」と言ったら、夫とハンドシェイクのようなこともしてくれました笑

 

その後は、「じゃあ僕は家に帰るから、セリグマンを楽しんでね!」というようなことを言って戻られました。

 

事前情報で運が良ければエンジェルさんに会えるかもというのは知っていましたが、まさか本当に会えるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです!

歴史の生き証人であるエンジェルさんに会えて感無量でした。

 

お店の人が「あなた達ラッキーね!彼は1日3回お店に来るけど、この時間に来ることはあまりないのよ」と言ってたので(たぶんこう言ってた。正確なところはわかりません💦)、本当に運がよかったんだと思います。

 

その後は、エンジェルさんのお店でもお金を落としていこうとお土産を買いました笑

 

興奮冷めやらぬまま、次の目的地へ。

グランドキャニオンへ向かいますが、まずは給油のためウィリアムズへ。

ここは給油だけの予定でしたが、雰囲気がよかったのでビジターセンターに車を停め、軽く散策しました。

あとで調べたところ、ここもルート66の歴史的な街で、グランドキャニオン鉄道の始点があり、夜はネオンが綺麗な街だそうです。

 

13:00頃、グランドキャニオンに着きました。

まずはマーサーポイントへ。

近くのビジターセンターに駐車して少し歩くのですが、柵に近づくまで景色が見えないので、ワクワクしました。

 

そして景色がこちら!

写真だとわかりづらいかもしれませんが、目の前に広がる吸い込まれるような広大な景色が圧巻でした・・・!

また、こういう風景は日本ではなかなか見れないので新鮮でした。

 

ここで一旦遅めのお昼ごはん。

ビジターセンター近くのカフェでハンバーガーとカプチーノをテイクアウトし、外で食べました。

ちょうど良い気候で気持ちよかった♪

ここらへんはこのカフェくらいしか食べ物屋さんがないので混雑していたのと、値段はお高めでした😅

味は普通に美味しかったです。

 

そして、15:30頃ブライトエンジェルロッジの方へ移動。

お店や史跡を見て周りつつ、景色を堪能しました。

カウボーイハットも購入♪

 

グランドキャニオンは観光客はたくさんいますが、如何せん広くて分散されるので、混雑は気にならず快適に観光できました。

でも、これからのハイシーズンはもっと混むだろうからどうなんだろう・・・

 

この日の宿泊はヤバパイロッジです。

チェックインする前に、ヤバパイロッジの隣にあるスーパーマーケットに寄り、ビールだけ購入しました。

普通のスーパーと同じような食材だけでなく、キャンプ用品やグッズなども売っていました。

それから、ヤバパイロッジの受付で手続きをしてチェックイン。

受付のお兄さんがとても気さくな方で、私が被っていたカウボーイハットを見てウィンクしながら「似合うね😉」と褒めてくれました(照)

 

私たちは西側の建物の部屋だったので、そこまで車で移動しました。

部屋はこんな感じ!

広くて清潔感があり、とても過ごしやすかったです✨

ただし、WiFiは使えないので注意。

 

少し休憩したら、暖かい服装に着替え、夕日を見に18:30頃ヤバパイポイントへ。

ヤバパイポイント付近の駐車場は混んでいるかなと思い、ヤバパイロッジから20分ほど歩きましたが、他に歩いている人はあまり見かけませんでした😅

鹿はいた。

 

この日は雲が多かったので、夕日の景色は思っていたより微妙でした・・・

帰りはスマホのライトや懐中電灯をつけて歩きました。

 

20:00頃には宿に戻り、持ってきたカップ麺とビールで夕飯!

夜はなかなか冷えたので、温かい出汁の効いた食事が身体に沁みました✨

こういう旅先で食べるカップ麺、とても美味しい。

サボテンのビールは少し独特な風味がしましたが、飲みやすくて美味しかったです。

 

翌日は朝日を見る予定だったので、早めに就寝しました。

アメリカンレトロな街と大自然を楽しんだ1日になりました。

 


グランドサークル旅行① 〜1日目(初日)〜

こんにちは。

4月中旬に、念願のグランドサークル旅行へ行ってきました!

4泊6日、実質5日間の旅でした。

限られた日程なので、すべての観光名所を訪ねられてはいないし、しっかりめのトレイルはしていませんが、とても満足できた旅行となりました。

詳しい情報は他の方が上手にまとめてくださっているので、私は「ここのご飯が美味しかった」とか「ここの駐車場は空いてた」など、ちょっとした情報を小出しにしつつ、いつも通り日記のようにまとめていきたいと思います。

 

*一眼カメラとiPhoneで撮った写真で画質(彩度や色合いなど)が異なるのでご承知おきください。

 

●旅程

おおまかな行程は以下のとおりになります。

【1日目】

フェニックス → セドナ(ボイントンキャニオン、青色マック) → メテオクレーター → セリグマン スパイモーテル宿泊

【2日目】

セリグマン → グランドキャニオン国立公園(マーサーポイント、ヤバパイポイント) ヤバパイロッジ宿泊

【3日目】

グランドキャニオン国立公園(ヤバパイポイント、デザートビューポイント) → ホースシューベンド → ロウワーアンテロープキャニオン → モニュメントバレー ザ・ビューホテル宿泊

【4日目】

モニュメントバレー → ラスベガス(シルクドゥソレイユ) MGMグランドホテル宿泊

【5日目】

ラスベガス

(夜の便に乗り6日目の朝にミシガン着)

 

それでは、1日目からまとめていきます。

 

【1日目】

朝6:30の便に乗り、フェニックスの7:30頃に到着しました。

往路は、デトロイト発→フェニックス着のアメリカン航空直行便です。

まずは、空港内の電車(The PHX Sky Train)でレンタカーセンターへ移動。

今回使ったのは、Alamoという会社です。

事前にアプリで車の大きさを選び、ドライバーの情報や保険、カード情報などを入力してチェックインし、現地で好きな車を選びます。

あとは出るときにゲートで免許証を見せるだけです。

長距離運転になるので、機能の良いSUVの車を選ぶと良いと思います。

 

無事にレンタカーを借りたら、まずは近くのスーパーsafewayで買い出し。

水とポテチ(塩分補給)とクロワッサン(小腹対策)を買いました。

*その他のお菓子は持参してきました

ついでにスタバでアイスコーヒーを買って、いざ出発!

まずはセドナへ向かいます。

 

高速にのってしばらくすると、サボテン🌵が見えてきました・・・!!

来るまではさほどサボテンに興味を持っていなかったんですが、実際に🌵の形のサボテン群を見ると、今まで見たことのない景色に魅了されました!

しかし、残念なことにサボテン🌵の景色を見れたのはここだけで、この先旅行中で見ることはありませんでした😢(地面の低いところに生えているタイプはあったけど、🌵の形はここだけでした)

あとで調べてみると、アリゾナ州にサワロ国立公園というサボテン🌵群を見れる場所があったので、時間に余裕のある方はそちらへ行ってみるのも良いかもしれません!

 

黄色いお花もたくさん咲いていました✨

アリゾナ在住のフォロワーさん曰く、去年雨が多かったので今年はたくさん咲いていたようです。

綺麗な景色を見れてラッキー!

 

そこからしばらくすると、赤土が見えてきました・・・!

11:30頃、セドナのビジターセンターに到着。

ここの風景ですでにテンション上がる私たち。

私たちはここでRed Rock Pass(駐車券)を買おうとしたのですが、受付で聞いたところ「駐車場に券売機があるよ」ということで、ここでは買いませんでした。

ちなみに、事前に調べたところ、Red Rock Passは国立公園の年パスがあれば買う必要はなく、車の外から見えるようにバックミラーにぶら下げておけば良いそうです。

 

ここからは、4大ボルテックスの一つであるボイントンキャニオンへ向かいました。

他にもベルロック、カセドラルロック、エアポートメサがありますが、今回は時間の関係でボイントンキャニオンだけ訪れることにしました。

 

ボイントンキャニオンを選んだ理由は以下の3つ。

①特にエネルギーが強い(女性性と男性性のエネルギーどちらもある)

②ビスタトレイルという初心者向けの簡単で短いトレイルがある

③カチーナウーマンという、ネイティブアメリカンが大地の守護神として祀っているボルテックスがあり、触ると子宝に恵まれるという言い伝えがある

 

道中の風景

寄らなかったけど、小ーーさくホーリークロスチャペルが見えました。

 

12:30頃、ボイントンキャニオンの駐車場に着いたら、まずはRed Rock Passを購入。

しかし、その後に駐車しようとしたら、満車で停められない・・・⚡️

ここの駐車場はそんなに広くないので、すぐ埋まってしまうのかもしれません。

数分待っていたら帰る人が出てすぐ空いたので良かったですが、ここで駐車できなければ別の(公式じゃない?私営の?)駐車場に行く必要があると思うので、Red Rock Passは駐車してから買うと良いと思います😅

 

そして、いざトレイルへ!

今回は、ビスタトレイルという片道20分程度の簡単なトレイルでボルテックスを目指しました。

途中までの分岐にはBOYNTON CANYONとしか記載されていなくて、途中からはVISTAと表示されます。

赤土なので靴は汚れる前提で!

良い景色〜!

石も積んでありました。

こちらはカチーナウーマンという女性性のエネルギーを放つ岩。

私には女性のお腹(真ん中の穴がおへそ)に見えました!

しっかりタッチして子供を授かれるようお祈りしてきました。

 

こちらはカチーナウーマンの向かいにある、ノエルという男性性のエネルギーを放つ岩。

頂上まで登ることが可能みたいだけど、結構険しいよ?!

ここでたまにハート型の石をくれるハートおじいさんがいるそうですが、今回は残念ながら遭遇しませんでした。

 

赤土の自然に囲まれてとても気持ちがよかったです✨

短いけどトレイルしてよかった!

 

ただ、風で土が舞うと私は鼻がムズムズしました。(夫は大丈夫)黄砂と似たような現象かな?

気になる方はマスクや口鼻を覆うものがあると良いと思います。

 

トレイルを終えたら、14:00頃に青色マックへ。

世界で一つだけの青いマクドナルド・・・

まあ青いだけなんですけどね!

時間もあったしお腹が空いたので寄りました。

ハンバーガーとポテトとドリンクをテイクアウトして、車で景色を眺めつつ食べながら移動。

これが不思議といつもよりすごく美味しく感じた!

 

フラッグスタッフで給油したら、メテオクレーターへ。

約5万年前にできたクレーターを見れる場所で、セドナから車で約1.5時間のところにあります。

こちらは、宇宙物理学を専攻していた夫の希望で訪れました。

 

だんだん風景が変わり、車通りが少なく・・・

近づくにつれて、こんな標識が・・・笑

17:00閉館で、1時間前の16:00頃に着きました。

予定ではもう1〜2時間早めに着いて、ここのカフェでお茶しようと思っていたのですが・・・

今回は行けませんでしたが、お洒落そうなのでおすすめです!

 

それでは、クレーターを拝見!

ずっと昔にできたクレーターが今も残っていて、こうして目の前で見れるのが不思議な気持ちでした。

これも広大な土地と乾燥している場所だから保存できるんですね!

 

建物内の博物館も見学。

アポロの宇宙飛行士がここで訓練したそうです。

ギフトショップもあったので、ポストカードだけ購入。

そして、トイレに寄ってから車に戻ろうとしたところ、壁にこんなものが。

そう、この建物はいつもお世話になっているフランク・ロイド・ライト先輩の設計だったようです!

これは事前に調べた情報にはなかったので、少し驚きました。

 

ここからこの日の宿があるセリグマンへ向かいますが、その前に、18:00頃フラッグスタッフで夕飯。

フラッグスタッフの中心は渋滞するほど混んでいたので、少し外れた場所にあるテキサスロードハウス(アメリカで人気のステーキチェーン店)に寄りました。

本当はFat Olivesというイタリアンへ行く予定でしたが、人気店なのか混んでいたので、急遽変更。

テキサスロードハウスはミシガンでも1度行ったことがあるので、安心感がありました。

 

そして、久しぶりに食べたこのパンがやっぱり美味しい!!

このパンはアメリカで食べた美味しいものトップに入リます。

注文したステーキは、New York Strip 8ozとSirloin 8oz。

前回はリブアイステーキを注文したんですが、美味しいけど脂身がすごくて途中で食べられなくなってしまったので、今回は別のものにしました。

これが正解で、ペロリと食べれちゃいました😋

パンの残りはテイクアウトさせてもらって、翌日の朝食に。

 

お店を出るとだいぶ日が傾いていたので、急いでセリグマンへ向かいました。

20:00前にはセリグマンに到着。

今回の宿は、スパイモーテルです。

モーテルには初めて泊まるので少しドキドキ・・・

夜のセリグマンはネオンで綺麗そうでしたが、一応ここはアメリカなので、夜の散策はやめておきました。

 

モーテルの中はこんな感じ。

掃除はきちんとされているようでしたが、如何せん古いので年季が入っていました。

あと、写真には撮らなかったけど、トイレの床にゴキブリの死骸が落ちててビビった💦

シャワーはきちんとお湯が出て安心しました。

ベッドもふかふかで寝心地がよかったです。

 

疲れていたのでぐっすり眠れたのですが、翌朝ベッド横の床にもゴキブリの死骸が😇どこから出てきたのーー!!😱

幸いにも生きているゴキブリは見なかったのでよかったですが、今回でモーテルはもういいかなと思いました😅

 

しかし、翌日はセリグマンに泊まってよかったなと思う出来事が✨

ぜひ次の記事を読んでいただければと思います。

 

初日は順調に予定通り旅行できて安心しました。

初めての赤土の景色でテンションが上がった私たちでした。

 

 

チャールストン旅行③ 〜3日目(最終日)〜

【3日目】

15:00頃の飛行機で帰るので、お昼過ぎまで時間がありました。

チェックアウトをして、荷物は受付で預かってもらいました。

 

まずは9:00から開館の旧奴隷市場博物館へ。(前日日曜は休館日だったため)

ここは実際に奴隷市場として使われていた建物が博物館となっています。

南部に来たのでここには絶対来ておきたかったのですが、展示が思っていたよりヌルかったというか・・・

館内は撮影禁止なので写真はないですが、展示のほとんどがパネルの文章(Google翻訳カメラで読みました)で、実際に行われていたであろう非道な行為に関する写真や資料などが少なくて、どちらかというと「黒人奴隷のおかげでチャールストンは繁栄しました」というような内容が多かった印象でした。(※個人の感想です)

せっかく実際に使われていた奴隷市場の建物を博物館にしているのに、中身が薄く感じて少しがっかりしましたが、土地柄しようがないことなのかなとも思いました。

チャールストンは明るく素敵な街ですが、暗い歴史があったのも事実なので、訪れる前に少しでも歴史を学ぶことをおすすめします。

 

ちなみに、プランテーションも行きたかったのですが、今回はあくまで街の散策や食事をメインとしていたので、残念ながら時間に余裕がなくパスしました。

 

続いて、10:15に予約していた、南部料理レストランPoogan's Porchへ。

夫と最後にもう1度南部料理食べたいねと話して、ブランチとして行きました。

まずはお通しのような感じでバターミルクビスケットが出されました。

ビスケットが温かくて、クロテッドクリームのようなふんわりしたほのかな甘さの軽いクリームとコーヒーがよく合いました。

注文したのは、Chicken & WafflesとCrab Soup bowl、Fried Green Tomatoes、そしてホットコーヒーです。

Chicken & Waffles:南部にきたらこれを食べなきゃだろ!と注文しましたが、チキンとワッフルを一緒に食べる必要はあまりないかなと思いました😅ワッフルは普通でしたが、チキンは胸肉なのにパサパサしていないし、優しくて飽きない味つけで美味しかったです!

Crab Soup bowl:蟹の旨味がよく出ていて美味しかったです!でもお腹いっぱいになるとちょっと重かった😅

Fried Green Tomatoes:クセがなく食べやすい味で美味しかったです。ソースがチックフィレイのソースに似た味でした。

メニュー

 

宿に戻る前に、蜂蜜専門店に寄ってアカシア蜂蜜ゲット!!

特にチャールストンローカルのお店というわけではないですが、いろんな種類の蜂蜜やグッズが売られているし、可愛い雰囲気なのでよかったです✨

 

宿で荷物を受けとったら、Lyftで空港へ。

復路は、チャールストン発→NY経由→デトロイト着のデルタ航空です。

 

乗り換えの時間が長かったので、ラガーディア空港のイタリアンレストランであさりのパスタとイカフライを食べました。

空港のレストランなので期待していなかったですが、普通に美味しかったです。

 

夜には無事にミシガンのお家まで戻り、シャワーを浴びてすぐに爆睡しました。

今回行った時期は、朝晩は春物コートだと寒くて体が冷えてしまい、余計に疲れが出てしまいました💦

かといって冬物コートだと昼間は暑いし嵩張るし、難しい・・・

 

私たちは建物を見たいので歩いて観光しましたが、レンタサイクルや馬車ツアーなどもあるので、そちらを使うと疲れなくて良いと思います。

 

【お土産】

レインボー通りの絵がプリントされているミニトレイとミニ写真集、Tea Plantationのリップバーム、アカシア蜂蜜、地ビール

 

チャールストンはこれといって大きな観光スポットがあるわけではないので、日本から行くことはなかなか無いような場所ですが、今回はアメリカ駐在の立場を活用して行くことができてよかったです。

また、どこのお店も料理が美味しくて、日本人の口に合う味で嬉しかったです。

週末は混むので、できれば予約して行くことをおすすめします。

 

そして春の注意点が、花粉です!

南部は木の花粉がたくさん飛んでいるようで、夫がずっと「目がしばしば、喉がちょっと痛くていがいがする」と言っており、目が充血していました。(私も目が少し痒くて充血しました)

私たちは重い症状が出なかったのでよかったですが、気になる方はマスクや薬を持参するか、この時期を避けると良いと思います😅

 

チャールストンでいち早く春の雰囲気を楽しみ、身も心も胃袋も満たされた旅行でした✨

チャールストン旅行② 〜2日目〜

【2日目】

まずはホテルの朝食、ベーグルサンドを食べました。

ロビーに置いてあるから取っていってねスタイル。

4種類くらいあったと思います。

普通に美味しかった!

 

この日は1日がっつり散策です。

まずはキングストリートに出て、海に向かって進みました。

日曜朝で人が少なく静か、そして晴天で爽やかな空気の中、素敵な建物を満喫♪

可愛い雑貨屋さんに入ったりもしました。

これだよこれ!!チャールストンに求めていたのはこれ!!

ちなみに、街中はマリファナや下水の臭いはせずに、むしろお店のアロマやお花の良い香りが漂っていました🌸

 

途中でナサニエルラッセル邸という博物館へ。

1800年代の商人の家で、たくさんの奴隷が働いていたそうです。

黄色のドアがチャームポイントになっていて可愛いです。

念のため事前にネットでチケットを購入して行きました。

基本的にはオーディオツアーですが、希望すればスタッフの方が説明してくれるツアーに参加もできるようでした。

私たちはちゃんと説明を聞きながらじっくり周るのは面倒だったので、ささっと見て周りました😅

建物の外だけでなく中も見れるのは嬉しいです♪

 

引き続き散策へ。

海に近づくにつれて高級住宅地になり、大きくて立派な家が増えてきました。

お花がいろんなお家で飾られていて、とても綺麗でした。

そして綺麗なお花を維持する経済力に思いを馳せるなど・・・笑

 

そして海まで到着!

大砲があったり(本物?レプリカ?)、サムター要塞が見えたりと、南北戦争の名残を感じました。

ちなみに、サムター要塞はフェリーに乗って行くことができるのですが、年末のプエルトリコ旅行でも大きい要塞に行ったので、今回はパスしました。

ベンチで海を眺めながらしばし休憩。

 

ここから、有名なレインボー通りへ。

カラフルな建物が並ぶ通りですが、すでにプエルトリコで似たような光景を見ていた私たちにはあまり新鮮味がありませんでした😅

 

時間があったので、The Old Exchange & Provost Dungeonという博物館へ。

税関や郵便局などの役割をしていたそうです。

ここで旧奴隷市場博物館とセットのコンボチケットも購入できました。(翌日行った)

 

引き続き街歩き。

 

そしてお昼になりました。

13:15に予約したHUSKという南部料理レストランで昼食。

ここは、ツイッターのフォロワーさんにおすすめしてもらったお店で、ネトフリの料理番組にも登場した人気有名レストランだそうです。予約必須!

まずはミモザで乾杯!お昼からお酒飲むの幸せ💕

 

注文したのは、Softshell Crab & Chedder Grits(手前)とShrimp & Grits(右奥)、Buttermilk Biscuit(左奥)の3つです。

このGritsというのが、粉状にした乾燥とうもろこしを炊いておかゆのようにしたものなんですが、マイルドで優しくクセのない味わいでした。

これにShrimpやSoftshell Crabの旨味とソースが合わさって、とても美味しかったです!!

形容するのが難しい複雑な味でしたが、食べやすくて日本人の口によく合う料理だなと思いました。

Buttermilk Biscuitもシトラスマーマレードの酸味と合って美味しかったです。

 

メニューは定期的に変えているそうで、この日はこんなメニューでした。

 

お腹が満たされた後は、ギフトショップへ。

ここにはチャールストンの良い感じのお土産が揃っていました。

こんなものも・・・笑

 

ショッピングした後は、ジェラート屋さんへ。

ここで食べたピスタチオジェラートがとても美味しかったー!!

アメリカで売ってるピスタチオのアイスはだいたいバニララクトアイスに砕いたピスタチオ入れた感じのものが多いけど、このジェラートは濃厚でピスタチオの味が濃く、コーヒーによく合いました✨

私が学生の頃にアルバイトしていた百貨店のイタリアンで出していたピスタチオジェラートとほぼ同じ味で、感動しました。

 

そして、夫がオイスターを食べたいと言うので、適当に見つけたOyster Houseへ。

私は生牡蠣は苦手なので食べなかったですが、牡蠣の唐揚げがとても美味しかったです!

牡蠣フライとはまた違った美味しさ。

でもあまりお腹が空いていなかったので、ほとんどテイクアウトしてお店を出ました。

味は良いんだけど、お店の雰囲気は個人的にあまり好きじゃなかったかな・・・

 

メニュー

 

この日の夕飯はテイクアウトしてホテルで食べることにしたので、他の食べ物調達へ。

その前に、レインボー通りの酒屋さんでチャールストン地ビールを買いました。

ここのお店も、1686年からあるアメリカで一番古い歴史ある酒屋さんだそうです。

でも、帰ってからそのことを知ったので、ちゃんと写真を撮っていませんでした😂

 

晩酌用とお土産のビールをゲット!

しかし、朝からずっと歩いたり同じ場所を行ったり来たりしていたので、二人ともかなり疲れてしまっていました。

最後になんとかHyman's Seafoodというお店でクラブケーキをテイクアウト。

外にはお店で食事をしたいお客さんがたくさん並んでいました。

地元でも人気のシーフード料理店だそうです。

他にも気になっているお店がいくつかありましたが、この日は日曜日だったので閉まっているところが多かったです。

 

20:00頃やっとホテルに戻れました。

行儀悪くベッドの上で乾杯!

クラブケーキ、思ってたより小さかった😂

お店の人も「え、これだけテイクアウトするの?」と思ってたかな・・・

どれくらいの量か確認すればよかったけど、その時は疲れていて考えも及びませんでした。

でも、濃厚な蟹の味がしてとても美味しかったです✨

ビールも、前日に飲んだビールと同様にフルーティーで飲みやすく美味しかったし、疲れた体によく沁みました😭

このビールは他の方のブログでおすすめされているのを見て買ってみましたが、正解でした◎

 

からしっかり歩いたので疲れましたが、チャールストンを満喫できた1日でした🌼

 

チャールストン旅行① 〜1日目(初日)〜

こんにちは。

3月中旬に2泊3日のチャールストン旅行へ行ってきました。

チャールストンは、アメリカ南部サウスカロライナ州にある都市です。

日本人にはあまり馴染みのない場所ですが、アメリカでは国内旅行の人気ランキング上位に入る魅力的な街となっています。

かつて貿易で栄えた華やかな街であると同時に、奴隷貿易も盛んだった暗い歴史を持つ街でもあるチャールストン

もともとは、街並みが綺麗、治安が良さそう、大好きな映画「きみに読む物語」のロケ地といったことが理由で興味を持っていましたが、今回の旅行の前に奴隷貿易南北戦争の歴史を学び直し、そのような視点からも色々考えながら街歩きができてよかったです。

ちょうど冬から春に移り変わる時期に行ったので、朝晩は寒かったですが、お花はたくさん咲いていたので、春の気分で散策できました。

ほとんど街歩きと食事しかしていませんが、お洒落な街並みや美味しい南部料理などの雰囲気をお伝えできればと思います。

 

【1日目】

寝不足の中、頑張って早起きして、朝7:00の便に乗りました。

往路は、デトロイト発→NY経由→チャールストン着のデルタ航空です。

予定より少し早い14:00前にチャールストンに着き、まずはLyftで宿に向かいました。

 

今回の宿は、1837 BED & BREAKFASTです。

名前のとおり、1837年に建てられた家を宿にしています。

ホテルとAirbnbの間のような宿といったところでしょうか。

外観

エントランス・ロビー

部屋はこんな感じ!

アンティーク家具が使われており、なんとなくアメリカのおばあちゃん家のような雰囲気。

床がギシギシ音を立てたり、少し斜めになったりしていたのも、また味があってよかったです笑

シャワーもレトロで可愛い💕(使いづらいけど)

 

ちなみに、私たちが泊まる2ヶ月ほど前にこの宿のオーナーが変わってしまい、それまではアフタヌーンティーが振る舞われたり、親切なオーナーさんとの交流を楽しんだりできたみたいで、Googleの評価がとても高かったのですが、変わってからはそれらがなくなってしまい、低い評価がつけられたり、批判的な口コミも見られました。

少し残念ではありましたが、個人的には不便はなかったので特に問題ありませんでした。

ホームページを見てみると、これから改修したり色々新しく導入することもあるようなので、より過ごしやすい宿になるのかなと思います。

 

事前にチェックインの時間より早めに着くことを伝えていたので、受付で荷物を預かってもらうか、部屋の準備ができていたらチェックインすることにしていました。

宿に着いたらちょうど準備が終わっていたので、チェックインして荷物を置き、キングストリートにあるアンティークショップへ。

チャールストンのアンティークショップなんて掘り出し物がたくさんありそうじゃん!と期待が高かったのですが、ここで思わぬ誤算が・・・

 

あれ、なんかミシガンのアンティークショップと様子が違う😇

 

高級で全然手が出ない物ばかりだし、一般家庭に置いてあるような物がほとんどありませんでした😂

ここで1〜2時間は潰そうと思っていたのに・・・

仕方がないので、他のお店を見て周りました。(キングストリートで撮った写真は次の記事にまとめて載せます)

キングストリートには、ブランド品や服、グッズなどの色々なお店があるので見ていて楽しいのですが、この日は土曜日かつセントパトリックデーの翌日だったからか人がとても多く、歩くのに疲れてしまいました。(ていうかアメリカ人全然避けてくれなくない?)

歴史あるCity Marketにも行きましたが、ここも混んでいたしこれといって欲しい物もなく・・・

チャールストンのイメージは落ち着いた綺麗な街並みだったので、こんなに人がたくさんいて騒々しいのは予想外で、人混みが苦手な私たち夫婦は疲れて口数少なくなってしまいました。

そこで、一旦宿に戻って休憩することにしました。

 

その前にカフェでコーヒーをテイクアウトしたのですが、お店を出ようとしたところで、(おそらく)アメリカ人のご夫婦に「Excuse me」と声をかけられました。

私は、よく「どこから来たの?」と聞かれるので今回もそうかなと思ったのですが、実際に言われたのは

「君たちナイスカップルだね!今日見た中で一番のカップルだよ!」

突然褒められてびっくり笑

アメリカ人はよく行動や服装などについて褒めてくれますが、今回のような褒められ方は初めて。

あまりに想定外でうまく返せなかったですが、とても嬉しかったです☺️

それにしても、私たちの何を見てナイスカップルだと思ったんだろう・・・服装?雰囲気?仕草?

よくわからなかったけど、とりあえず少し疲れが吹き飛びました✨

 

宿で少し休憩したら、夕飯を食べに再び街へ。

夕方になり、土曜の夜を楽しもうとするパリピな人たちがたくさんいました。

セントパトリックデーを祝うために緑色の服を着た人たちもいました。

少し気後れする私たち・・・笑

 

この日は18:15にMalagonというスペイン料理のお店を予約していました。

なぜここでスペイン料理?と思うかもしれませんが、たまたまGoogleMapでこのお店を見つけて美味しそうだなと思ったのと、南部料理は翌日に食べる予定だし、トロントで行ったスペイン料理屋さんがとても良かったからチャールストンスペイン料理屋さんもきっと良いだろうと期待を込めて予約しました。

 

そしてこれが大正解!!

店員さんは親切だし、ご飯は美味しいし、お店は落ち着いた雰囲気だし、とても良い時間を過ごすことができました😭

私たちが拙い英語でうまく注文できなくても優しく対応してくれたし、知っている簡単な日本語を使って話しかけてくれました。

 

注文したのは、コロッケのようなものと蟹のリゾット、ラム肉のスパイシー焼き、そしてワインとビール!

La Bomba de la Barceloneta:中はクリーミーで豚のひき肉が入っており、少しピリ辛で美味しかった!

Arros con cangrejo:蟹の旨味が効いていて、少しピリ辛なリゾット。今まで食べたことがない味で表現するのが難しいけど、とにかく美味しかった!

Zorza de cordero:ラム肉の臭みがうまく消されているし、多めの油でジューシーに焼かれているのと少し濃いめの味付けで美味しく、ビールが進みました!🍺

美味しいご飯とお酒でほろ酔いに♪

このビールもフルーティーで美味しかった!!

 

この時はこれで腹八分くらいでちょうどよかったけど、今思えばもっと注文すればよかった😂

 

メニュー(飲み物のメニューは撮り忘れ)

 

この日は寝不足や人混みで疲れてたけど、最後のご飯のおかげで良い気分で終えることができました✨

 

映画「きみに読む物語」に登場する映画館(初デートのシーン)

 

所謂駐妻生活について 〜徒然なるままに〜

よくネットでも話題になる駐妻の生活について。

「駐妻」というワードは、華やかな印象を持ちがちですよね。

私も自分がこの立場になるまではそういう印象だったし、あまり興味を持ったことがなかったので何も知らなかったのですが、実際になってみて、本当に様々だなと実感しています。

まあ自分と駐妻というワードがアンマッチすぎて自分ではあまり使っていないのですが😅

 

すごい人は、USCPAなどの資格を取ったり、語学学校に通ったり、働いたり、中には起業までしちゃったりするみたいで、およそ大多数の人は、ESLに通ったり、友達とお出かけしたり、アクティブに行動しているようですね。

もしくは、なかなか旦那さんに頼れない中、異国での子育てを頑張っている方も多い印象です。

駐在地域によっても、その傾向は変わりそうですね。

 

その中でも、私のようにほとんど家にいて、人付き合いが少ない人もいると思います。

とにかくSNSが発達している現在、他人の生活を覗きやすくなっているので、どうしてもアクティブに行動している人が目立ちがちですが、まあ全体的に少数派だとは思いますが、私のようなタイプの方もいると思います。

 

今回は、そんな私の生活や人間性について恥を忍んで書いてみようと思うので、少しでも同じような方がいれば、似たような人間が駐妻という立場で生活しているんだなと、ちょっとだけ安心していただければ幸甚です。笑

 

さて、私が人付き合いが少なくほとんど家にいる理由はいくつかあるので、羅列してみます。

 

①あまり運転したくない:

日本ではペーパーだったのと、アメリカの事故率の高さと被害の大きさが怖いので、たまに買い物や友達の家に行く以外はそんなに運転していません。

もちろん同じようにペーパーでもバリバリ運転している人もたくさんいますが、私はそもそも友達が少ない(そして有難いことに徒歩圏内にいる)のと、特に遊びに行きたい場所も無いので、外に出る動機があまりありません。

 

②家にいるのが苦じゃない:

さすがに渡米して最初の頃は、今まで仕事やら渡米準備やらで忙しくしていたのに、急に時間ができて家にいるということに戸惑い、ストレスが溜まりました。

しかし、元々多趣味なので、色々やっているうちに家での生活が楽しくなりました。

ちなみに私の趣味は、映画鑑賞、読書、お菓子・パン作り、ピアノ、歴史的建造物巡り、そしてこのブログの執筆です。料理も趣味だったけど、今は仕事笑

また、趣味とは異なりますが、これらに加え、緩い筋トレや緩い勉強をしています。

一時帰国以降なるべく月1で旅行するようにしているので、旅行の前は計画・下調べ、旅行の後はブログ執筆とアルバム作成をして、その他の時間に家事や上記のことをやっていると、意外と1ヶ月があっという間に過ぎます。

知り合いの駐妻さんはずっと家にいるのが無理なので、毎日どこかしらに出かけていると言っており、向き不向きがあるなと思いました。

個人的には自分が多趣味でよかったなと思います。

特に歴史的建造物巡りの趣味は、日本でもアメリカでもだいたいどこへ行っても楽しめるので、旅行へ行く際も、目的の一つに設定し、ただ観光地を巡る以外の楽しみ方ができていると思います。

ちなみに、一度刺繍にも手を出しましたが、間違えてちょっとめんどくさい図案のものにしてしまったので、まだやりかけのまま放置されています😅

 

③人付き合いが苦手:

苦手というか、少しめんどくさいといったところでしょうか。

人見知りはしないので初対面でもだいたいの人と話せますが、会った後に疲れたなと思うことが多いので、無駄なストレスを溜めないためにも、交友関係はあまり広げていません。

コミュニケーションが苦手というわけではないですが、内向的な性格なので、無理はしないようにしています。

少しは交友関係を広げようとESLに通うことも何度か考えましたが、私が住んでいる地域は日本人が多くて躊躇したのと、かといって外国人ばかりの遠いESLに通うほどの英語や国際交流に対する意欲もないので、結局通っていません。

もちろん、そんな私なんかに会ってくれる人たちには感謝しているし、慣れない異国生活で頼りになるのは周りの人たちなので、狭い交友関係は大事にしています。

夫と同じ会社の駐妻さんたちがみんな優しくちょうど良い距離感だったのもよかったです。

とはいえ、このように割り切って生活できるのは、駐在期間が最長で3年と短めだからです。

5年とかだったら、もう少し友達作り頑張ってたかな?それとも変わらなかったかな?笑

ちなみに、私の交友関係は夫と同じ会社の駐妻さん、SNSで知り合った人、紹介してもらった人という感じです。

 

こんな感じであまり忙しくない日々を過ごしていますが、鬱っぽくならないように、なるべく規則正しい生活を送るのと、ダラダラし過ぎないことを心がけています。

 

英語については、最初はオンライン英会話を少しやりましたがだんだん苦痛になり、オンラインESLも体験してみたけど微妙で、実生活ではほとんど現地の人と話す機会もないので、英会話はしていません。

せめてもうちょっと文章を読めるようになりたいなと少しだけ勉強していますが、もっとちゃんとやらないとなと思っている今日この頃です💦

あとは、洋画が好きなのでよく字幕で見るのと、気になる英語のネット記事を時々読んでいます。

中学から大学までずっと英語を勉強してきたけど、あまり積極的になれない私・・・

ほんと、しっかり勉強している人尊敬します。

 

あとは、アメリカ生活の悩みの一つは、お金ですね。

節約のために、普段はカフェ含む外食をあまりしないようにしています。

ただでさえインフレで色々高いのに、チップ文化があるからさらにお金がかかる・・・

最初の頃は周りのお店に行ってみたのですが、価格・食事のクオリティ・ホスピタリティ・お店の雰囲気全てに満足できないことがほとんどだし、だいたいは自分でそこそこ美味しく作れるので、旅行と特別な日以外はなるべく外食しないようにしています。してもテイクアウト。

友達とカフェに行ってお喋りするのが息抜きという人には必要経費だと思いますが、私にとっては無駄な出費になってしまうので、自分でお菓子作ってコーヒー淹れて、お家カフェを楽しんでいます。

また、食材と日用品以外の物は普段はほとんど買っていません。

新しい化粧品も欲しくなっちゃうけど、今はお化粧する機会が減っているので我慢。

その代わり、スキンケア商品は買っています。

旅行先やブラックフライデーなどのセールでもたまに買い物します。

また、お家にいる時間が長いので、居心地を良くするために、ちょっとしたインテリア雑貨やお皿などは必要経費としています。

お家をできる範囲で自分好みのカフェのようにしているので、家にいるのが楽しいというのもあります。

 

こうやってゆるくストレス少なく生活できているのは、すべて夫の優しさのおかげです。

諸々の手続きは全部夫がやってくれるし、運転や英語の強要もしてこないし(しないでと言っているのもあるけど)、時々「一緒にアメリカ来てくれてありがとう」と労ってくれるし、ほんと甘やかしてもらってるなと思います。(もちろん私も行動や言葉で感謝を伝えるようにしています)

それと同時に、「異国生活に向いていない私が帯同してあげてるんだから当然でしょ!嫌になったらいつでも帰国してやる!」という気持ちもあります笑

たまに喧嘩したり不満が爆発しちゃうこともありますが、基本的にはお互いに支え合って仲良く生活できているので、幸せだなと思います。

 

1年目は半分以上が妊娠・死産と長めの一時帰国だったのであっという間に過ぎ、2年目に入ってたくさん旅行して、気づけば予定では残りあと1年くらい。(半年〜1年延長の可能性はあるけど・・・)

もし妊娠したらおそらく帰国するし、妊娠していなくても夫より2〜3ヶ月先に戻って生活基盤を整える予定なので、そうするともうあと1年もないかもしれません。

そう思うと気が楽なのと同時に、残された時間も少ないので、いろんな場所へ出かけたり、帰国後の生活について考えたり、勉強したり、できることをしていかないとなと行動しています。

 

ストレスの多い異国生活ですが、自分だけではこんな経験することなかったし、本帰国後はなんだかんだで楽しかった思い出として死ぬまで夫と語り合うのかなと思うので、残りの時間を大切に過ごしていきたいです。